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【あなたの名前はどこから?:6】2019年によく売れた医薬品の名前の由来のご紹介

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 手軽に書けて、手軽に読める(と思われる)お薬の名前の由来シリーズ。

先月やったばかりな気がしますが、私は固い記事が多いので、なるべく親しみやすい記事も入れていきたいと思っています。

 

名前だけではなく、どんなお薬があるか、ちょっとでも興味を持って頂けたら嬉しいなー!という薬剤師的な思いもあります。

 

「ペーパー薬剤師がそんなこと言うな!」という声は、心の中にそっとしまっておいてください。

 

今日は2019年度売り上げランキングから、まだ紹介していないもの中心に取り上げました。

キイトルーダやサムスカのように名前の由来が不明なものは除いています。

 

目次

 

 

リリカ(プレガバリン)

リリカはファイザーの開発した疼痛治療薬です。

一般名はプレガバリンといいます。

 

最近特許でもめていますね。

ファイザーさんには頑張ってほしい。

 

名前の由来はQOL改善のイメージが可能であり、読み、聞き、書いた場合に印象が良い言葉。Lyric:叙情詩(Music)、Lyrical:叙情的なから名付けられた」とのことです。

 

まぁ!なんてハイセンスなんでしょう。

 

リリック、リリカル、レナナーレ♪

 

なんか、日曜日の朝か土曜の夕方にやってそうな魔法少女感があります。

あ、いまやってないです?

 

私はカードキャプターさくらとか、コレクターユイとか、セイントテールとか、ミルモでポンとかが好きでした!

 

ごみばこ、ぽいぽいのぽいよっ!

 

 

ネキシウム(エソメプラゾール)

ネキシウムはアストラゼネカが開発したPPI(プロトンポンプインヒビター)です。

一般名をエソメプラゾールといいます。

 

いわゆる胃薬ですね。

PPIとしては初めて小児適応を取得しました。

 

私は結構いいイメージを持っています。

現場ではどうでしょうか?

 

名前の由来は、「Next Millennium」です。

ネクストミレニアム!

次の千年期!!

 

え?これは英語の慣用句的なものなのかな?

次の1,000年というのは、それぐらいまで通用するのだ!

という熱いパッションが込められているもの?

 

いまからネキシウムのバックミュージックはロマサガの「熱情の律動」に決まりました。

 

私がこの思いを受け止め切れていませんが、ネキシウムが何だか熱い子なのはよくわかりました!!

どなたか詳しい背景をご存知でしたら教えてください。

 

 

リクシアナ(エドキサバントシル)

リクシアナは第一三共が開発した経口FXa阻害剤です。

一般名をエドキサバントシルといいます。

いわゆる血栓ができないようにするお薬ですね。

 

名前の由来は、Reliable(信頼できる)とFXa(作用機序)の語感よりリクシアナ(LIXIANA)と命名されたとのことです。

 

ほう!信頼できるとご自身で言いますか。

いいですね、私は自信がある人は好きです。

 

そんな作用機序について、自信がありそうですので、下記に示します。

 

静脈血栓は、血液凝固経路の最終産物であるフィブリンと赤血球を主体に構成されています。

一方、活性化血液凝固第Ⅹ因子(FXa)は、内因系(接触因子系)と外因系(組織因子系)の合流点に位置し、血栓形成において重要な役割を果たしています。

 

血液凝固カスケードにおけるFXa の役割は、プロトロンビン(第Ⅱ因子)を活性化してトロンビン(活性化第Ⅱ因子、FⅡa)を生成することであり、生成されたトロンビンはフィブリノゲンをフィブリンに変換し、血液凝固作用が発揮されるのです。

 

エドキサバンはFXa を可逆的、競合的かつ選択的に阻害することで、血液凝固経路の最終産物であるフィブリンの生成を抑え、血栓ができないようにするのです!

 

リクシアナは私としては上品な女性のイメージですね。

スカートは長そう。

紅茶も好きそう。

 私はおコーヒーのが好きですのよ。

 

 

タケキャブ(ボノプラザンフマル)

タケキャブはその名にあらわされている通り、武田薬品の開発したお薬です。

一般名はボノプラザンフマルですね。

分類としては胃薬になります。

 

名前の由来はタケダのP-CAB(Potassium-Competitive Acid Blocker:ピーキャブ)です。

 

みなさんご存知の通り、自社名がしっかり刻み込まれています。

これって覚えやすくて私は好き。

その薬に愛着や自信があるとも思えます。

 

後半部分は作用機序ですね。

カリウムイオン競合型アシッドブロッカーですので、それを英語に直しただけです。

シンプルで分かりやすい、オーソドックスなお名前です。

 

ん?大事なPottassiumのPはどこいった?

 

タケパブじゃだめ?

 

あ、ダメだ。品がない。

 

 

 

イグザレルト(リバーロキサバン)

イグザレルトはバイエルの開発した選択的直接作用型第Ⅹa因子阻害剤です。

一般名はリバーロキサバンといいます

こちらも血栓ができないようにするお薬ですね。

 

名前の由来は第Xa 因子(作用部位)を含む用語を用いた合成用語より命名されたとのことです。

シンプルで分かりやすいけど、もう少しひねると面白いのになー!

 

イグザレルトはきざな男性なイメージ。

髪の毛立ててそう。つんつん。

 

 

アジルバ(アジルサルタン)

アジルバは武田薬品の開発した降圧薬です。

一般名はアジルサルタンと言います。

 

名前の由来はAzilsartan is the most valuable ARBです

 

はい!アジルサルタンは最も価値のあるARBだと言い切りました!

 

いいですねー!自信ある系統のお名前です。

 

ちなみにARBというのはアンギオテンシンのレセプターをブロックするという作用機序を表しています。

アンギオテンシン受容体の拮抗薬ということです。

 

武田さんは自分のお名前を入れることが多いのに、これは入れてきませんでしたね。

自社名を入れずとも、最も価値があると言い切れるほどに、自信があったのでしょうか。

 

ちなみにアジルサルタンは後の方に出たARBですが、何と実薬対照で勝っています。

対決相手はカンデサルタンでしたね。

 

前にご説明しましたが、実薬対照で勝つというのはなかなか難しいのです。

それで勝つということはまさに「Azilsartan is the most valuable ARBといっても過言ではない」でしょう。

 

私はこの薬剤の上市までの戦略はさすが武田さんだと尊敬しています。

いつか取り上げたいところです。

・参考:実薬対照のこと 

 

 

レミケード(インフリキシマブ)

レミケードは田邊三菱の抗体製剤ですね。

一般名をインフリキシマブといいます。

 

名前の由来はREMI-(remedy:治療),-CADE(aid:支援)です。

 

特にお薬の特性には関係せず、「治療と支援から作られた造語」ですね!

そーいうのも嫌いではありませんけど、ちょっと覚えにくいのが珠に傷。

 

テイルズオブシンフォニアにレネゲードってあったので、私はそのイメージで覚えています。

 

ユアンのインディグネーション好き。声も好き

でもクラトスのジャッジメントのが好き。声も好き

 

 

イーケプラ(レベチラセタム)

イーケプラは大塚さんの開発したてんかんのお薬です。

一般名はレベチラセタムといいます。

 

名前の由来はEはてんかん(Epilepsy)の頭文字E、Keprraはエジプトの太陽神Khepra」に由来しています。

 

あ、久々に神話系を見つけました!

 

私は恥ずかしながらてんかんの英語名を知りませんでしたが、

これでイーケプラがてんかんのお薬であることはもう忘れることはないでしょう。

 

後半部分は日本語だとケプリという表記が有名ですね。

太陽神ラーの一形態と言われています。

ラーは「ラーの鏡」で知らない人はいませんよね?

 

私は神話系のお話も大好きです。

マニアックなところだとクトゥルフ神話も好きです。

あれは小説ですけどね。

テケリ・リ。テケリ・リ。

 

関係ないですがイーケプラと聞くと、イーテリオの欠片を思い出します。

このマニアックなネタをご存知の方はおられるでしょうか?

・・・語感が似ているだけですね。

 

 

 

まとめ

さて、今日は2019年度の売り上げ上位の薬剤のお名前をピックアップして調べてみました。

雑談だらけで雑記ブログのようでしたが、びびっと来る内容はありましたか?

 

私としてはやはり「リリカ」「イーケプラ」あたりが、中二病的に効きましたね!

でも一番は名前に負けない効果を持った「アジルバ」かなー?

 

この記事を書く時は製品名をピックアップして、名前の由来を調べて、その流れで思うままに記載しています。

後で読むとだいぶ恥ずかしいのですが、雑談なんてそんなものよね?

 

私はほっておくと1時間でも2時間でもしゃべり続けます

男性のみなさんは結論のない話は嫌いとのことです。

 

でも、たまにはお付き合いくださいー!

 

※当ブログにおける見解は個人的見解であり、所属する企業の見解ではございません。また特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。